FX チャート10(最終回)

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下のチャート図を見てください。(※テクニカルチャート原点を読んでいない方は最初にお読みください。)

art_chart10

今回はチャートの基本中の基本「ダウ理論」を説明したいと思います。「ダウ理論」というものを知っている方で、今までの「FXチャート」シリーズを読んでくださった方は「なぜ、今ダウ理論?」と思うかもしれませんが、結局今回までの「FXチャート」は全てこの「ダウ理論」で説明がつくもので、最初にこのダウ理論を説明してもただの知識として認識するだけでその「深さ」を理解できないかもしれないと考えました。

(※注意 「ダウ理論」は「チャールズ・ダウ」という人が発表した理論で、実際には様々な主張からなる理論で、とても難しいものなのですが、ここではその「ほんの」一部分を抜粋して、それもテクニカルチャートに反映させるために「都合のいいように」解釈をした説明となります。)

図で「1」から「2」へ上昇したときに、「1」で買っていた参加者の中から利食いが入って「3」まで押されます。ここからその「押し目」を狙う参加者が入ります。そこで「4」まで上昇します。「2」より「4」が上になった場合、これを「高値を切り上げた」と言います。そして、また利食いそして「5」から押し目の上昇、このとき「3」よりも「5」が上になった場合、「安値を切り上げた」と言います。そしてこの「安値を切り上げ」、「高値を切り上げ」ている状態を「上昇トレンド」と言います。このように「上昇トレンド」が形成されている場合は「その状態が続きやすい」と言われています。つまり、「7」の位置に来た場合には「上昇する可能性」が高いというわけです。もちろん、確率なので「必ず」ありませんが、そこに少なからず「優位性」があるのです。そして「7」の押し目で上昇したが、「6」まで上昇しきれず「9」まで下落したときにそれまでの買いの参加者と売りの参加者のバランスに変化がでたのです。ここでさらに売りが強くなれば「ヘッドアンドショルダー」からの売り、、となるし、反発して再度「上昇」になる場合もあるし、、ということになります。

テクニカルチャートは「それだけ」です。

そしてそれぞれの「点(チャートポイント)」で予測して、「3」、「5」、「7」 で押し目買いを狙う場合もあれば、「2」、「5」、「6」で逆張りを狙う場合もあれば、「8」まで待って「7」を切ってきた場合に売りを狙う場合もあれば、「9」まで待って「3」の水平ラインからの反発で買いを狙う場合もあります。そして、一つのチャート足だけでなく「マルチタイムフレーム」で複数のチャート足を組み合わせるとこれらのチャートポイントの持つ意味も変わってくるのでどのタイミングでエントリーするか、決済するか、損切りするかということも変わってきます。このように考えれば、「その」組み合わせは無限にあるので、それぞれの「相場環境」によって利益がでる場合もあれば損をする場合もあることがわかります。そして、例えばそれを「このインディケータとインディケータと組み合わせて、このインディケータの数値が○○になったから・・・」と考えても、また組み合わせは無限にあるわけですから、そのようなインディケータの組み合わせも無限にあって「どんどん」複雑になっていきます。そのようなもの「だけ」でエントリーや決済することがどれだけ「無意味」であるかわかると思います。(※インディケータは必要がないというわけではなくその意味を理解することが重要ということです。)

逆に本当に「それ」に気付けばどんどんシンプルになっていくと思います。

「シンプルに考える」ということはよく言われますが、僕の場合はそのシンプルに考えるまで、上のような様々な考えや、このインディケータとインディケータを組み合わせて 、そしてどんどん難しくなっていって、そして失敗を繰り返して、「シンプルに考えられる」ようになってきたと思います。つまり、「シンプル」というのは「何も考えない」というわけでなく、数えきれないほどの自分の考えに基づいて、テスト、検証(記録)を繰り返したことで「シンプル」だと思えるようになったのです。

今、なかなか勝てなくて、「ワラにもすがる」思いで、とにかくEA、インディケータ、商材を買って失敗してまた買って・・・とさまよっている方もいると思います。ただ、本当に自分も「そう」だったからわかるのですが、絶対に「簡単」とか「誰でも」ということはない「世界」ですので、そのようなものに「すがる」前にとにかく勉強をして上のように「繰り返し作業」をした後にはじめてそのようなものを試してもいいと思います。本当に勝ちたい人がこのブログを読んでくれている思うので、EAのようなものが売れるこの世の中だからこそ、上のような考えをもってみなさんといっしょに勝利につなげていければ、そしてFXはただのギャンブルだ! FXは怖い!というような世間のイメージを変えるためにそれこそ「投資教育」としてFXを学ぶという正しい認識を(このブログのような小さな部分からも)広めていければ、と思います。 😉

ということで「FXチャート」シリーズはとりあえず今回で終わりとします。 (まあ、チャート等は公開するかもしれませんが・・・):-P

読んだ後はポチッとよろしくお願いします。

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